ゼニス エルプリメロ 2nd A3817の買取について
東京都内のお客様よりゼニス エルプリメロ A3817の買取をご依頼いただきました。理由はコレクションの整理という事とのことでした。付属品はないものの、動きは良好でパーツもオリジナルの状態でした。直近の相場の上限価格をご提示させていただきまして、ゼニス エルプリメロ A3817をお譲りいただきました。とても素敵な腕時計をお譲りいただきありがとうございます。
エルプリメロ 2nd A3817 cal3019
初代エルプリメロA386は1969年登場。3色ダイアルが特徴です。
そしてこの時期にもう一つの3色ダイアルのエルプリメロが登場しています。それがエルプリメロ A3817 cal3019。この2モデルの大きな外観の違いとしてケースの形状があげられます。A386はラウンドケースにシャープなラグであるのに対して、A3817は写真のように角ばったトノー型でミドルケースに均一な厚みがあり頑強な印象となっています。また9時位置インダイヤルの青い針や、黒く着色された時分針も独自の得著となっています。この形状のエルプリメロは日本のアニメ「ルパン三世」次元大介が着用するモデルとしても登場しています。
日本50本限定!次元大介 X ゼニス エルプリメロ“A384 ルパン三世エディション
ご存じの通り1969年は様々なメーカーが自動巻きクロノグラフを発表しました。ホイヤー・ブライトリング・ハミルトンなどのキャリバー11(クロノマティック)セイコーcal.6139、そしてゼニスのエルプリメロです。これらの中でも最も完成度が高く傑作と呼ばれる機械がエルプリメロです。過去にはこだわりの強いロレックスをはじめ様々なブランドで採用されました。もちろん現在でもゼニスの時計に採用されています。A386やA3817など初期モデルは、腕時計史、ゼニスにおいてひとつの象徴的、そして記念すべきモデルといえます。