IWC アンティーク時計 金無垢 買取について
神奈川にお住いのお客様より、IWC アンティーク時計 金無垢 買取のご依頼をいただきました。半世紀近く昔の金無垢アンティーク時計ですが外装に深い傷はなく、可動もしている状態でした。他方で文字盤は劣化の為か、上塗り(リダン)されている状態でした。現在は改造にあたる対応で、金無垢の場合は地金価格での買取となってしまう場合がございます。 私どもとしては、文字盤以外のコンディションが良かったことから、IWCによる文字盤修理依頼することを前提に査定をさせていただきました。こちらのIWCアンティーク時計は外装の金みで10gですが、それを超える買取価格をご提示し、ご売却いただく事ができました。
IWC アンティーク時計 金無垢
こちらのアンティーク時計は、1960年代のIWC。また外装のソリッドな形状や仕上げ分け、手の込んだ文字盤も魅力的で金無垢の外装に相応しいつくりとなっています。オールドインターの丁寧なつくりは、当時のパテックフィリップにも匹敵すると称えられます。同時期のアンティークIWCは、文字盤が劣化しているものが多く、そうした個体は、金無垢の場合なら地金価格に近い買取価格が相場となっています。
ペラトン式 cal.853
搭載ムーブメントはcal.853 1950年代後半にアルバートペラトンが開発した、二本の爪で歯車を巻きあげる機構が特徴の機械です。独自の構造に加え、それまでの自動巻きよりも巻きあげ効率が優れる事で知られていました。現在のIWC自社ムーブメントでも応用されている機構です。