ホイヤー モナコ 1133 買取について
神奈川のお客様より、ホイヤーモナコ 1133 買取のご依頼をいただきました。針の夜光は、やや劣化していたもののムーブメントや、外装に腐食、錆は見られませんでした。 当初お電話でお伝えしていた査定価格を超える買取価格をご提示し、売却いただくことができました。
この度は、大切なモナコ 1133をご売却いただきありがとうございました。
ホイヤーモナコ ref.1133 (世界初の自動巻きクロノグラフ)
ホイヤー(タグホイヤーより前の社名) モナコ ref.1133は、モナコシリーズの1stモデルです。そして腕時計史における最初期の自動巻きクロノグラフ時計の一つです。 時計メーカーは1960年代に水面下で自動巻きクロノグラフの開発競争を行っていました。その結果として1969年に3つの自動巻きクロノグラフムーブメントが登場します。ゼニスがエル・プリメロ、 セイコーが6139、そしてホイヤー連合がクロノマティック(cal.11)を発表しました。同年ホイヤー社はこのクロノマティック(cal.11)をスクエア型の防水ケースにおさめたモデルを発表しました。これがモナコです。
スティーブ・マックィーンとモナコ
1971年に公開された映画「栄光のル・マン」。この映画では、世界的人気俳優でレースフリークのスティーブ・マックイーンが主演を努めました。スティーブ・マックイーンは劇中で、ホイヤーのモナコを着用。これによって、ホイヤーのモナコは知名度を高めました。 2020年12月12日、フィリップスによって開催された“RACING PULSE” (レーシングパルス)と題するオークションに、スティーブ・マックイーンが愛用したモナコ 1133が出品され、$2,208,000(当時の日本円で約2億3千万円)という高額で落札されました。